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ポンコツがジャンクに囲まれて暮らす人生ハッピー修理バライティー

ジャンク天体望遠鏡を出来る限り修理してみた!

今回興味本位で1900円で天体望遠鏡を購入してみました!

まず個人的には天体望遠鏡が壊れる?という感覚が驚きでした。

仕組みはよくわかりませんが機械仕掛ではなし

ただの筒にレンズが付いているだけのハズなのに壊れる…?

という事でまずは分解です。

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撮り忘れでいきなり分解してる画像になっていますがこれの他に三脚などがあります。

画像でこちらの望遠鏡の型番を検索したところハンドルが足りないことが判明しました...( ;∀;)

まずは全体的に清掃していきます。

 塗装が剥げている所はどうにもなりませんが

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薄い傷ならいつも使っているピカールを布に染み込ませて擦れば

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ご覧の通りキレイになります。

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他の部品もピカールで研磨した後超音波洗浄機に入るものは投げ込んでいきます。

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f:id:specialundertaker:20170220003148j:plain超音波洗浄機と言えば皆さんは眼鏡屋に置いてあるイメージかと思いますが正直めちゃめちゃ便利です。

投げ込めば勝手に汚れが落ちてくれます。

もしかすると業務用のでかい超音波洗浄機があれば皿洗いしなくても良いのではないだろうか?

さて恐らくこちらの天体望遠鏡最大のジャンクだった理由だったであろうレンズの濁り

カビを除去していこうと思います。

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レンズはめちゃめちゃ汚かったです、

一体何をしたらレンズがここまで汚れるのでしょうか?

ネジの錆具合から恐らく外にでも放置されていたのですかね?

そんな感じですが超音波洗浄機に入れていきます。

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少し埃が付いちゃいましたが本来の輝きを取り戻しました!(^_-)-☆

以前このブログで紹介しました

ブラックライトで傷の有無を確認。

specialundertaker.hatenablog.jp

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レンズは汚れ以外問題なさそうですね!

   

 

話題はそれますが天体望遠鏡のレンズを見ると

DARKER THAN BLACK

を思い出します。

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www.youtube.com

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めちゃくちゃ面白いのでぜひ興味のある方は見てくださいね♪

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全ての清掃が完了しました。

 後は組み立てるだけとなりました。

望遠鏡事態にも種類があるらしく

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現代の望遠鏡のそのほとんどは反転して見えるが難点だがケプラー式が主流だそうだ。

ちなみに対物レンズを組み立てるときは二枚のレンズの間にアルミ箔か何かを挟ませてやらないといけません。

レンズを覗き込んで虹が見えたら要注意です。

 従ってケプラー式の図のように組み立てればOKなのだが

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この接眼レンズがめちゃくちゃ鬼門でした。

 なぜなら接眼レンズの組み合わせ自体にも種類が存在するらしいのです…。

組み合わせの判別方法は接眼レンズの記号5mmの前にSRと書いてありました。

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ハイゲン式                H

ミッテンゼー・ハイゲン式         HM

ラムスデン式               R

ケルナー式                K

オルソスコピック式            OR

 参考サイト様

接眼レンズの種類と特徴

などがあるそうです。

 

 ちなみに

SRはスーパーラムスデンの頭文字の略で

ラムスデンの廉価版って感じらしいです。

よくわからないですがこれ以上行ったら沼ですね。( ;∀;)

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以上を持ちまして完成です。

しかしまだテストしていない為見えるか分かりません

それはまた今度のお話で…。