何故機械は水に弱いのか??基盤防水加工で耐水性を高めよう!
はいこんばんは!
記事を書くこと自体は約1カ月程度さぼっていましたが、
書きたくなって来たので更新!
今回のテーマは何故機械が水に弱いのか?です。
当たり前のようなこの常識はあんまり皆さん疑問に思わないかもしれませんね!
水につけると壊れるから壊れるそれは常識で疑問にすら思わない。
そんな感じですよね??
ただ考えてみてください。これって結構不思議なことじゃないですか??
specialundertaker.hatenablog.jp
こちらの記事で書いた原付カーナビですが、ある日使おうとしたところ専用クレードルからの電源供給がされなくなっていました。
まあ、原因はハッキリしており前日に高圧洗浄機でクレードルを取り外さずに原付ごと丸洗いしたというのが答えです。
電源回りには水を当てていないつもりでも知らず知らずのうちに水没しちゃっていたんですね…。
今回お亡くなりになったのはこいつです。
早速分解
では、ここでタイトル回収です。
まず、何故機械は水に浸けると死ぬのか!!
実は水に浸けただけでは死なない。というのが現実です。
え、でも私の携帯は水没させたとき死んだし、、、
なんて人も記事を見てくださってる方の中にはいるかもしれません!
では、まず動かなくなる原理を解説します。
実は電子機器なんかは回路が単純な物であれば水中でも少しであれば動作します。
が、しかし水と言っても私たちが水没させるシチュエーションの水に含まれている物質は水だけではありません。
これが一番の問題なのです。
水没した時に動かなくなる大抵の原因
そう水の中にはミネラルなどの様々な物質が含まれています。
水没した後の乾燥時にそのミネラルが汚れとなってプリント基板に付着し回路を切断され電気が通らなくなってしまったというのが一つです。
こちらの場合は分解し基盤を洗浄すれば動きます!
また、水没後の乾燥が電子機器にとっての生死の境目、山場とも言えるでしょう。
例としてあなたの携帯電話が水没したとします。
水没させた後に動くかが心配で電源を入れてしまう…。
これをしてしまうと物理的に死んでしまうので修理は困難を極めます。
何故か?水は電気を通します。
水没し中身が水で満たされた携帯電話の基盤に電気が走ると回路をでたらめに電気が走り高性能な機器であればあるほどデリケートなので電気の逆流などで部品が物理的に壊れてしまいます。
こうなってしまうと壊れた部分を取り換える必要がありますネ|д゚)
以上を踏まえ今回のクレードルは基盤洗浄だけで動くようになりました。
ですが、今回は失敗から学び同じミスをしない為にも少し改良します。
それは基盤の防水加工です!
使用するのはこちら、セメダインシリコンシーラントとなります。
本来の用途はお風呂場のタイルを貼るやつですよね??
こいつをあらかじめ塗っておくことにより水没時のミネラルやら基盤を断線させる可能性のある汚れを未然に防ぐのが目的です。
こんな感じに塗りたくって乾燥を待ちます。ちなみにカラーはクリアにしました。
いつものように組み込んだら完成です!
どこまでの水没に耐えられるのかは不明ですが、無防備な状態よりは基盤にも精神的にも良い影響を与えてくれそうです。(^^♪
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